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/ o3の“あとは読んでのお楽しみ”(ナビゲーター高階&司田) |
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◆2025年12月。今年最後のテキストは…
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童話の名手・アンデルセンと過ごすクリスマス。
『にんぎょひめ』や『マッチうりの少女』など、
子供の頃に誰もが一度は手にしたことがあるアンデルセンの童話。
今年最後の“あと読む”で取り上げるのは、
そんな有名な童話たちのかげに隠れながらも
深く胸に染み入るクリスマス・ストーリーです。
カゲロウとの詩的で哲学的な対話からはじまり、
荒々しくも美しい嵐の歌、
音を奏でながら旅する職人、月の下の恋人たち、
小さな生きものたちのダンスなど
思わず感嘆の息がこぼれるモチーフがたくさん。
そのとき、カシワの木は、あたらしい命が、
からだじゅうを流れるような気がしました。
下のほうの、一ばんほそい根から、
上のほうの、一ばん高い枝まで、
そうして、葉のさきざきまでも、流れるような気がしたのです。
何百年も生きたカシワの木が、最後の夜に見た夢とはいったい…。
studio_o3の3人ががっつりと心を奪われた、美しくも切ない聖夜の物語。
“ゆっくり・とっぷり”と物語世界に没入するひと時を、
2025年の締めくくりにご一緒いたしましょう!
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◎今回の催しでは、原作の一部分を抜粋/構成してお届けします。
全文をお読みになりたい場合はコチラ↓からどうぞ。青空文庫に飛びます。
◆アンデルセン『年とったカシワの木のさいごの夢』
(※お申込みいただいた参加者には、今回の催しで使用する台本verを後日お送りいたします。そちらのファイルを事前に印刷いただくと、参加時に便利です)
「今だからこそ読みたい」テキストをstudio_o3がセレクトし、
参加いただくみなさんと一緒に、日本語を声に出して楽しむ
o3の“あとは読んでのお楽しみ”
◆定員・参加費・時間について
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定員:6名
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参加費:2,000円/人
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時間:90~120分間
※時間はその時の状況によって多少前後する場合があります。延長した場合も追加料金は発生しません。
これまでにご参加いただいた方から届いた体験の声です。
(※画像下部の●〇印をクリックすると次の画像に移動します)
◆過去開催時のテキストについては、下記よりご覧ください。
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2025年11月:島崎藤村『幸福』
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2025年10月:宮沢賢治『よだかの星』
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2025年9月:夢野久作『ビール会社征伐』
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2025年7月:『飛行機工場の少女たち』
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2025年6月:太宰治『走れメロス』
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2025年4月:『オズの魔法使い』
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2025年3月:アンデルセン『わるい王さま』
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2024年11月:秋の美食
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2024年10月:津原泰水『約束』
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2024年9月:『果物屋の広告文』
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2024年7月:森下典子『日日是好日』
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2024年5月:紫式部『源氏物語』
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2024年3月:2周年special『黒蜥蜴』リバイバル
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2024年1月:『アイヌのはなし カムイのうた』
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2023年7月:小泉八雲『雪女』
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2023年6月:高階經啓『演技の極意』
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2023年5月:芥川龍之介『トロッコ』
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2023年4月:『不思議の国のアリス』
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2023年3月:1周年special
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2023年2月:テーマ『恋文』
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2023年1月:『枕草子』
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2022年12月:『年とったカシワの木のさいごの夢』
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2022年11月:『ブレーメンの音楽隊』
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2022年10月:『秋の美食』
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2022年9月:『竹取物語』
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2022年8月:宮沢賢治
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2022年7月:江戸川乱歩『黒蜥蜴』
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2022年6月:太宰治『ア、秋』
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2022年5月:テーマ“沖縄”
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2022年4月:竹久夢二『春』
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2022年3月:アンデルセン『わるい王さま』