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/ o3の“あとは読んでのお楽しみ”、過去開催時のテキスト |
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◆2022年6月のテキストについて
「秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル。」
ついに、あの無頼派の文豪が登場!
今月は、太宰治『ア、秋』をお届けします。
6/19は、桜桃忌。
太宰治の誕生日であり、心中ののちに発見された日でもあります。
“本職の詩人ともなれば、いつどんな注文があるか、わからないから、 常に詩材の準備をして置くのである”
と、始まる本編。つまり、虚構なんですね。
一見、季節外れのタイトルのようにも見えますが、
“秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル。”と中の一節にある通り、
詩人がメモした秋づくしとともに、たっぷりと夏の話題が展開します。
夏がすぐそこまで来ている今だからこそ、初ものの“秋”を味わうのもまた一興。
小説家の創作メモをのぞくような、
太宰治の創作脳に触れるような一編を、一緒に声に出して読んでみませんか。
◎テキストのダウンロードはコチラ↓から
あと読むテキスト_ア、秋.pdf
(※お申込みいただいた参加者には、今回の催しで使用する台本verを後日お送りいたします。そちらのファイルを事前に印刷いただくと、参加時に便利です)